開催趣旨

医療を取り巻く環境の変化を背景に、チーム医療の一員として薬剤師に求められる知識やスキルは、年々高度化・多様化しています。薬剤師の育成を目的とした教育課程は6年間に延長されましたが十分ではなく、卒後初期研修としての薬剤師レジデント制度の役割が注目されています。

このような社会情勢を背景に、日本薬剤師レジデント制度研究会は2014年(平成26年)10月に発足しました。本会の趣旨に賛同する会員施設は増加し、2025年(令和7年)4月時点で46病院(個人会員施設含む)にのぼります。本研究会は各地域におけるカンファレンスのほか、年次集会として「日本薬剤師レジデントフォーラム」を開催し、薬剤師レジデント制度の普及と発展に向けた課題の共有と解決、さらには薬剤師職能のさらなる向上を図っています。

この度、第15回日本薬剤師レジデントフォーラムを令和8年3月14日(土曜日)国立がん研究センター中央病院にて開催することになりました。本フォーラムは日本薬剤師レジデント研修制度研究会からの命を受け、年次集会として開催いたします。

本大会のテーマは「つなげよう薬剤師レジデントの臨床力~次の20年へ~」です。2024年3月には薬剤師臨床研修ガイドラインが作成され、薬剤師の基盤形成期に医療の担い手として医療現場で薬学の視点をチーム医療に反映するための臨床能力を養成する事を到達目標に掲げられております。国立がん研究センターの薬剤師レジデント制度は2006年4月に1期生を受け入れ、本年で20年目を迎えました。本大会を開催させて頂きます2026年は、これまで培ったレジデント制度を基に新たな薬剤師教育の一歩を踏み出す年となり、当センターのレジデント制度にとりましても節目となり大変記念すべきフォーラムとなります。

本集会では、特別講演やシンポジウム、一般演題発表など魅力あふれるプログラムを検討しており、有意義な大会となるよう鋭意準備を進めております。多くの方々にご参加いただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

第15回 日本薬剤師レジデントフォーラム
大会長 橋本 浩伸
(国立がん研究センター中央病院 薬剤部長)
(日本薬剤師レジデント制度研究会 幹事)